大腸肛門外科
Medical information
診療案内
NEWS
Doctor
ドクター紹介
大腸肛門外科医師
飯田 善郎
- 日本大腸肛門病学会
- 日本ヘルニア学会
- 日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員
- 日本臨床肛門病学会会員・臨床肛門病技能指導医
- 日本ヘルニア学会会員
- 日本外科学会認定医・専門医・指導医
- 日本消化器外科学会認定医・専門医・指導医
- 日本消化器外科学会消化器がん治療認定医
- 日本臨床外科学会評議員
- 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
- 日本消化器がん検診学会認定医・専門医・指導医・評議員
- 日本人間ドック学会認定医・専門医・指導医・研修施設指導医
- AHA公認ACLSプロバイダー・Experiencedプロバイダー
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2018年4月1日
飯田医師が、この度、福井県で初めて臨床肛門病技能指導医(日本臨床肛門病学会認定)の資格を取得しました。
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2023年12月1日
飯田医師が、この度、上部消化管内視鏡スクリーニング認定医および大腸内視鏡スクリーニング認定医(日本消化器内視鏡学会認定)の資格を取得しました。
Doctor in charge
外来担当医師表
完全予約制です。緊急の場合はお電話にてご相談ください。
- 診察受付時間
- 月曜日~金曜日
午前9:00~12:00 / 午後13:00~17:00 - 電話番号
初診事前申し込みについて
大腸肛門外科では、診察の事前申し込みができます。
申し込みをされた方には、当院から連絡をさせていただき、その時に予約が確定します。
この申し込みだけでは予約はできません。ご注意ください。
- 初診の方に限ります。
- 他の診療科には対応できませんのでご了承ください。
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9:00〜12:00
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13:00〜17:00
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飯田 善郎
(15:00~17:00)
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13:00〜17:00
- 休診日
- 土曜日、日曜日、祭日、お盆、年末年始
Features
当院大腸肛門外科の特徴
2016年2月より大腸・肛門外科を開設しました。毎週火曜日午後3時より外来診療を行っております。
肛門の病気・鼠径部ヘルニア(脱腸)でお悩みの方はぜひ受診ください。
得意分野:大腸肛門疾患・鼠径部ヘルニアの診断と治療
Ⅰ.肛門の病気
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内痔核
内痔核とは肛門の中の静脈がふくらんだものを言います。外に出てくるもの(Ⅲ度)や、入れても出てきてでっぱなしのもの(Ⅳ度)は手術が必要です。
手術は、
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日帰り手術としては、極めて短時間で終了するマクギブニー輪ゴム結紮術、ジオンによる硬化療法を行っています。
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入院の上、施行する根治手術としては、効果が確実で再発も少ない結紮切除術、術後疼痛が軽微で5日間程度の入院ですみ再発も少ない“PPH低位吻合法”を行っています。
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痔瘻
痔瘻とは、肛門の中と外に穴がありこの間がくだでつながっている病気です。痔瘻は、手術をしなければ治らない病気です。
手術は原則として、当科にて独自に開発した“開放くりぬき術”(肛門括約筋温存・皮膚肛門上皮切除下・瘻管全摘・括約筋間腔閉鎖術)を施行しています。 本法は治癒率98%、再発率0.7%、便失禁率0.7%、固形便失禁率は0と極めて良好な手術成績を示しています。
日帰り手術を希望される方には、シートン挿入術を行っています。 -
3. 裂肛
裂肛とは、肛門の中にできたキズです。お薬でなおらないものは手術を行います。手術は後方内括約筋切開・創閉鎖・皮膚移動術変法を行っています。本法の成功率は99%、再発率は0.7%、術後の便失禁率0.7%、固形便失禁率は0と極めて良好な手術成績を示しています。
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直腸脱
直腸脱とは、肛門の奥にある直腸が肛門の外に出てくる病気です。御高齢の女性の方に多くみとめられます。この病気は手術をしなければ治らない病気です。手術は御高齢の方にとっても負担の少ない、ガント・三輪・ティ-ルシュ変法を行っております。本法の成功率は100%、再発率は7.5%、手術死亡は0と良好な手術成績を示しております。
ガント・三輪・ティ-ルシュ変法 -
肛門皮垂
肛門皮垂とは肛門の皮膚のたるみです。具合の悪い方に対してはマクギブニー輪ゴム結紮術を行っています。日帰りにて極めて短時間で終わります。
その他、あらゆる肛門に関する症状に対して的確に対応し、正しい診断および治療を行っております。
当科にて独自に考案し開発した手術には以下の方法があります。
- 内痔核に対する“PPH低位吻合法”
- 痔瘻に対する“開放くりぬき術
- 裂肛に対する“後方内括約筋切開・創閉鎖・皮膚移動術変法”
- 腸脱に対する“ガント三輪ティ-ルシュ変法”
これらの術式は、手術成績が極めて良好であるため、論文として投稿したところ、いずれも権威ある国際雑誌に掲載されました。これらの術式は、世界においても高く評価されているものと考えております。
B.大腸疾患
大腸疾患の検査法として、楽な検査としては便潜血検査、腹部超音波検査があります。最も確実な診断法として内視鏡検査があります。内視鏡検査としては下部大腸内視鏡検査と全大腸内視鏡検査があります。
大腸ガンは、その6~8割が大腸の下の方の直腸やS状結腸に発生すると言われています。下部大腸内視鏡検査は、この大腸ガンのできやすい部位だけを観察する検査で、医学的にも、検診において大腸ガンによる死亡率減少効果が証明されております。 その他の大腸疾患の診断においても大きな威力を発揮します。浣腸だけの簡単な前処置ですみ、痛みがないかあるいは軽く、短時間で終わる楽な検査です。
全ての大腸を完全に調べておきたい方には全大腸内視鏡検査を行っております。大腸内視鏡検査はカメラが細いと痛みがより軽くて済みます。当院では現在、国内で最も細い大腸内視鏡を用いて検査を行っております。
C.鼠径部ヘルニア
なるべく体の負担が少なく、術後の合併症が少なく、再発の少ない方法で行っています。各術式を比較した表を下にしまします。なお、当科では腹腔鏡的修復術は行っておりません。

大腸肛門ドックのご案内
最近大腸癌が増加の一途にあります。女性の死亡原因の第1位となっており、男性も死亡原因の3位となっております。
大腸癌の健診は便潜血検査が苦痛もなく、簡便でよい方法です。
しかし、実際は大腸癌があっても、早期癌で3~4割、進行癌で1~2割の方は便潜血検査で異常なしという結果が出ると言われています。より精密に大腸の健診を受けたいと思われる方には大腸ドックをお勧めします。
現在、最もよく用いられている大腸内視鏡の機種の太さは11.3㎜です。
当院では2019年に新型の大腸内視鏡を導入致しました。オリンパス社製のPCF‐PQ260Lという機種です。この機種の太さは9.2㎜と極細径です。現在、日本(世界)で最も細い大腸内視鏡です。
この内視鏡は2020年5月現在、県内では4施設しか導入されておりません。
大腸のカメラは痛くていやだと言われる方がよくおられますが、内視鏡が細いと痛みがより軽くて済みます。
この内視鏡を用いて、我々は大腸ドックを行っています。
各種疾患に対する手術方法や治療について
大腸肛門の各種疾患に対する手術方法についてまとめました。
大腸肛門の病気およびヘルニアに関するご質問
大腸肛門の病気およびヘルニアに関して多く寄せられたご質問をまとめました。
一度お目通しいただき、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
Surgical Operations
手術実績
飯田 善郎医師の手術実績をまとめました。