療養病棟のご案内

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病院案内

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Message

スタッフからのメッセージ

療養病棟といえば、「どんな患者様でも長期で入院できる・・・」
そんなイメージを持たれている方も少なくないと思います。

けれど、地域包括ケアシステムを勧めていくという国の方針のもと、在宅復帰機能強化加算をはじめとし、急性期と在宅との懸け橋となるべく変化を遂げつつあります。
呼吸器を装着している長期療養を必要とする方はもちろん、退院に向けてもうしばらくリハビリを継続される方まで多様な症状の方が入院されています。

それぞれの患者様に対応すべく、スタッフのレベルアップを図ると共に、皆で協力し合い、日々頑張っています!
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Basic fee

医療療養病棟Ⅰ(在宅復帰率強化加算)

5階

96床

Initiative

療養病棟の取り組み

『褥瘡ゼロ』を目指して!

療養病棟には、長期臥床状態を余儀なくされる患者さんが多く入院しています。
ご自分で体の向きを変えられない方は、圧や蒸れが生じ、褥瘡の発生率が高くなります。
時間ごとに体の向きを変え、マットやポジショニングピローを活用して、スタッフ一同予防に努めていますが、年齢や栄養状態によっては、発赤やびらんが発生してしまうこともあります。

当院にも褥瘡委員会があります。褥瘡を作らない、たとえ出来ても治すことを目標とした、いわゆる精鋭部隊です。
褥瘡委員長を務める先生と、皮膚科の先生を中心に、各病棟の看護職、介護職に管理栄養士、薬剤師も加わって、あらゆる面から対策を検討し、現場での処置・対応を行っています。 困ったときは相談にのり、的確なアドバイスをしてくれる、とても頼れる存在です。

深く、大きく、治るのは難しいだろうと思われる褥瘡も、これまで幾度となく治してきた実績があります。

褥瘡でお困りの方や、長期の入院生活が必要と思われる方にも、安心して入院生活を送っていただけるよう『褥瘡ゼロ』を目指して、これからも頑張ります!

療養病棟の頼れる
❝うんちバスターズ❞ です。

毎日患者さんの身の回りのお世話を一手に引き受けてくれている頼もしい存在です。

48名の入院患者のうち、排泄面が完全に自立している方は1名という現状において、ブリストルスケールをマスターし、日々協力し合い、研修にも大いに参加してくれています。

こんな仲間たちと一緒に働いてくれる方大募集!

一人では大変なことも、皆の力を合わせれば、どんなことも乗り越えられるはず。

病院だからこそ学べることがたくさんありますよ!

口腔ケアについて

現在、療養病棟に入院されている患者さんの中で、御自分で歯磨きや含嗽ができる方はごくわずかです。それ以外の方は、スタッフが毎日口腔ケアを行っています。

しっかり歯が残っている方だと反射的に噛まれたり、口をしっかり開けられなかったり悪戦苦闘の日々ですが、こう見えて、本家本元の歯医者さんからしっかりケアが出来ていると褒められているんですよ!

日本人の三大死因の一つである肺炎。肺炎で亡くなる方の多くが高齢者であり、高齢者に最も多い肺炎の原因は誤嚥性肺炎とも言われています。口腔ケアは誤嚥性肺炎を防ぐ有効な予防策!長期入院を送らざるを得ない患者さんを誤嚥性肺炎の魔の手から守るべく、しっかりとケアを続けていこうと思っています。

最近は、入院時必需品レンタルサポート ~ケアサポートセット~ をご利用される方も多く、プラン内に含まれる写真のような消耗品を使って口腔ケアを行っています。

今後、入院生活が御自身や御家族といった身近なものになった場合、ぜひご準備ください。
口腔ケアで肺炎予防に努めましょう!私たちがサポートさせていただきます。

  • 口腔ケア用品の写真
  • 食事介助の写真