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大腸肛門外科Colorectal surgery

飯田先生が考案した”PPH低位吻合法”の論文が、大腸肛門分野における世界の一流雑誌「International Journal of Colorectal Disease」に2017年9月27日付で掲載されました

International Journal of Colorectal Disease          2017年9月27日発行

論文名:Procedure for prolapse and hemorrhoids(PPH)with low rectal anastomosis using a PPH 03 stapler:low rate of recurrence and postoperative complications(03縫合器を用いたPPH低位吻合法の検討:術後合併症が少なく、再発が少ないという結果であった。)
                                      著者:飯田善郎 他

論文要旨
内痔核に対する手術の中で、従来法である結紮切除術は、再発は少ないものの、術後の痛みが強く、入院期間・休業期間が長い。一方、およそ20年前にヨーロッパで開発され、日本では2000年ごろから施工されるようになったPPH方は、術後の痛みは軽いが、直腸穿孔などの重篤な合併症が起こりうる事、および術後の再発が多いという欠点がある。そこで、著者は、PPHの原法よりもかなり低い部位にて直腸粘膜を切除し吻合するPPH低位吻合法を考案した。各種術式と本法の16年間にわたる成績を比較・検討したところ、PPH低位吻合法は結紮切除術に比し、”痛みや入院期間・休業期間の点で有意に優れている”という結果が示された。また、PPH低位吻合法はPPH原法に比し再発は有意に少ないという結果が得られた。したがって、PPH低位吻合法は、術後の痛みや再発が少なく、PPH原法と結紮切除術の両者の長所を併せ持つ理想的な優れた術式と結論付けることができる。

詳しくは、Pub Medにて PPH hemorrhoid にて検索してください.

当院では、内痔核に対して、上記のPPH低位吻合法はもとより、日帰り手術の可能なマクギブニー輪ゴム結紮術およびジオンによる硬化療法、また入院は必要ですが、確実で再発の少ない結紮切除等もおこなっております。
これらの方法のうち、患者様が希望する方法を行っております。

TANAKA HOSPITAL医療法人慈豊会 田中病院

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